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2008年10月05日
14 「豊か」であると思うことが田舎暮らしのコツ
世の中は「欠乏感」にあふれています。
その証拠に多くの人の話題の多くが、あれがほしい、これがほしい、でもお金がない、仕事がない、給料安い、時間がない、他人のことなどかまってられない、などなどのオンパレード。
ビジネスの世界でもそういう思考が蔓延していると思います。
自分は自営業なので、「ビジネス・経営関連」の情報もネットや書籍等で頻繁に仕入れたりするのですが、それら情報のベースにあるものは「経営者たる者、現状に満足してはいけない。」的な考え方です。
これこそ人を欠乏思考に陥れる罠です。笑
ちなみに都会にいる方が欠乏思考に陥りやすいと思います。
人口密度の高さ、空気の悪さ、危険な食材、場所、人を見て。。
そして自分たちより豊かな人々見て。。
不平・不満・権利だけを主張する人々を見て。。
ただ、思うのですが、それらを避けて田舎暮らしを始めた人の多くも、結局は欠乏思考に陥ったままの人って、けっこう多いのではないかと見ていて感じます。
先ほどあげたような、「人口密度の高さ、空気の悪さ、危険な食、場所、人」などを、ただ避けて田舎に来てしまうと、それとはまた別の不満が出てきて新たな欠乏思考に陥るからです。
実際、自分自身、家を建てる前に「田舎暮らし失敗事例」をたくさん調べました。
すると、たいてい、上のような思考回路に陥った人が多いような気がしたのです。
おそらく原因は「避けること」が目的になっているからだと思います。
何かにつけてよく言われることですが、「嫌だから」やめる人は、次に何をしても「嫌になる」ということです。
もちろん、病気にかかり、空気の悪い場所が嫌だから田舎に来た、などという場合は別です。
こういう場合は、思考回路が目的重視になってますからOKですが、単に家が狭い、食事がまずい、ゴミゴミしてる、人が嫌い、など、積極的な目的がない場合は、結局、同じことを繰り返すことが多いのではないかと思います。
ところで、最初に書いた「現状に満足する」ことって、かなり重要です。
現状に満足するということは、今という瞬間に幸福感を感じるために必要です。
今、幸福感を感じることができない人は、決して明日も感じることはできません。
だからこそ、今、幸せを感じることは重要なのです。
欠乏間は不安と恐怖を招きます。
そして、常に不安と恐怖が考え方のベースにあると、他人に対しても不安と恐怖を与えるようになります。
それは意識的にというより、むしろ、知らず知らずのうちにです。
不安と恐怖の感情は、自分らしさを閉じ込め、社会において実力を十分に発揮することを抑制します。
結果として常に欲求不満で、幸福感を感じられない人生になってしまいます。
そして、その幸福でない人生を他人にも蔓延させてしまうのです。
感じることは自由です。
どのようにでも感じられます。
今自分が幸せだと思えば誰が何と言おうと幸せなのです。
幸せを求める前に、それを感じるということが、幸せの第1歩になります。
(あ~、どっかの教祖みてーだ)
あ、いえいえ、まあ、、、
そうは言っても、簡単なことではないですよね。。。
なので、田舎暮らしをはじめる前は「自分自身を十分に幸福感の感じられる状態におけるような環境」に置くために、周到に準備するべきだと皆さんにお伝えしたいです。
最初は誰もが「田舎に住める」ってだけで幸せだと思うのですが、時間がたてば、その新鮮さも薄れますし、逆に不満も出てきます。
その不満を予め見越して事前に考えておくと良いと思います。
不満に対する事後対応策ではなく不満を起こさないための策です。
参考までに自分的なコツを紹介します。
(1)土地と家は広く
一人当たりの居住スペースはなるべく広くしましょう。
広い庭、できれば100坪以上あればBetterです。
広いということは、つまり、「それ以上いらない」という感覚を与えます。
それは「あふれている」=「豊かである」ということです。
さらに「あふれている」=人のものを取らない
「あふれている」=損得勘定がいらない
「あふれている」=人に与えることができる
のです。
これは、土地に限らず、何にでも同じことが言えますが、田舎暮らしをする取っ掛かりが、普通は「土地」なので、オススメしているに過ぎません。
しかし目の前に広がる「土地」という性質だけに、この「豊かな感情」を毎日感じることになります。
それがほかにも波及して結果的に持続的な幸福感を持つことにつながると思います。
また、庭が広ければ、イザとなったら野菜や果物も栽培できますよね。
その可能性があるだけでも、豊かになった気がするものです。笑
(2)植物を育てる
広い庭があるなら、観葉植物のような植木鉢とかでなく、地面で直接、植物を育ててみることをオススメします。
いや~、植物には本当に(自分の日記にも書いてきましたが)気づかされる事が多いです。
もちろん、観察する人により発見の種類も違うと思いますが、ものすごく深遠な哲学的な発見もありまし、その生態のメカニズムに単純に関心することもあったりします。
めんどくさければ1本植えてみて、その1本をじっくり観察してみるだけでも良いです。
必ず、何かしら幸せな感情を沸き起こす何かを発見すると思いますよ。
ただし、必ず「自分で」植えてくださいね。
ただ、植物でなく動物の場合は、性質が人間に近いだけあって、それを「飼う」ということが本当に動物にとって幸せなのかよくわからないので、ノーコメントです。
ちなみに昔、ウサギを飼っていた時に自分の不注意で死なせてしまったことがあり、それ以来動物は飼っていません。。。
(3)仕事は地元で
世の中の多くの人は自分の仕事に不満を持っています。
(こんなことを日記に書いている自分でさえ若干の不満はあります。)
その不満に加えて、さらに田舎から都内まで通勤(しかも満員電車)というストレスを加算したら、やってられません。
(ちなみに仕事でストレスを感じない人も通勤でストレスを感じるという人は割と多いのです。)
とすれば、本当に仕事をやめないにしても、イザとなったら田舎の会社に転職するくらいの意気込みはあっても良いと思います。
もしくは、さらに思い切って独立することだと思いますが、勝算がなければやめておいたほうが無難です。なぜなら、うまくいかないと、さらなる欠乏感(&不安と恐怖)に襲われるからです。
ちなみに自分が1年半くらい前に家を売ってしまおうと思った事があったのですが、その時は「不平・不満や欠乏」というよりも、「自分の仕事を拡大するため」という目的のほうが大きかったです。
「会社を大きくして社会に良い影響をより多く与える」という義務感は独立当初から存在したのですが、今では、また別の「思い」を持つにに至っています。
さて、「仕事に使う時間」は人の一日の半分以上を占めているわけですから重要です。
仕事のストレスを家庭に持ち込む、なんていうのは最悪ですからね。
田舎暮らしをすると同時に決断は必要だと思います。
(4)付き合う人は選ぶ
一般的に、人は付き合う人に意識的・無意識的に影響されます。
不安と恐怖、欠乏感で不平や不満ばかり言う人の近くにいれば、よほど注意しないと、知らず知らずのうちに、自分も同じようになってしまいます。
そもそも、なぜ自然豊かな田舎に来てまで、自分勝手な人や、人の迷惑を考えない人と一緒にいて不快感でいっぱいになる必要があるのかと、都会にいる時より不幸な気持ちになりかねません。
影響されないためには、その人と付き合わないことですが、近所にそういう人がいる場合はそうもいきませんよね。
もちろん自分から積極的に働きかけて、歩み寄る姿勢も必要なのですが、それでもダメなら、もう放っておくしかないと思うのです。
世の中は人とのつながりが大切といいますが、今の世の中は、人とのつながりがなくても生きていける仕組みになっています。
昔のように「村八分」になったら人権さえも奪われるような社会ではありません。笑
とまあ、半分冗談ですが、ある種、それくらいの勇気を持って自分らしさを貫き、不快な感情を自分の生活に持ってくるような人間とは付き合わないと決めて、場合によっては相手に意思表明をすることも必要かと思います。
せっかく田舎に来たのですから。
(5)ネガティブな行動をしない
最後に、まとめです。
結局は、コレ、自分のネガティブな「感情」に直結することをしない事だと思うのです。
自分の千変万化するこの感情をいかにポジティブに維持することができるを考えれば重要です。
おきた現象に対して惰性で反応して生きていくのも良いですが、反応の原因や自分自身の心の中にもっと目を向けてみると意外な発見が必ずあるはずです。
神を信じようが、誰を尊敬しようが、何を学ぼうが、それは自由ですが、一番確かなものは自分の感情だと思っています。
ネガティブな感情を発生させる自らの行動、つまり不平・不満を言ったり、見栄をはったり、無駄にかっこ付けたり、人を傷つけたりすること、をしないことですね。
その継続が田舎暮らしをより楽しくさせるコツです。
投稿者 inu : 2008年10月05日 11:01