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2008年12月02日
59 東の魔女と清貧?
そういえば、前回の日記の「東の魔女」こと、池袋の事務所の大家さん。
http://inaka.boosoo.jp/archives/2008/11/0680.php
昔の苦労話も、たっぷりきかせて頂きまして、おもしろい話もあったので紹介します。
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まだ10代で田舎から出てきて、最初は国鉄に勤務されたらしいです。
トクイの「勘」で、電車への飛び込み自殺も事前に察知し、しばしば自殺を食い止めたらしいです。笑
(自殺しようとしてる人は、なんとなくわかるようです。)
ヤミ米なんかで警察が来ると、国鉄職員ということもあり、困っている人を横から逃がしてあげて助けてあげたりしたそうです。
上司から、「そんなことばっかりしてるとクビにするぞ!」ってよく怒られたこともあるみたいです。
で、戦争が終わり、男達が職場に戻るとともに、女達はみな追い出されて職を探すことになり、国鉄の制服のまま就職活動をしたそうです。
寮も追い出されたので、3畳の部屋を借りて、本当にゼロからスタートしたそうです。
そして、コツコツと働いては貯金をして、(昭和20~30年当時で)100万円以上を貯め、物件を購入。
その後も、徐々に物件を増やしていって、いまの大家さんのステータスがあるようです。
大家さんの友達の中でも若いうちから(大家さんのアドバイスで)コツコツと貯金をして不動産などを買ったりして堅実に歩んできた人は、卑屈になることなく、みんな豊かな老後で、習い事や旅行で毎日を楽しく暮らしているそうです。
大家さん曰く、
コツコツと若いうちから真面目にやってる人は、最初は大変でも段々と幸せになる。
のだそうです。
そして、他人への感謝も決して忘れないことだそうです。
実際、その大家さんが先日、池袋の街を紹介してくれたのですが、それは「入居者に対しての感謝であり当然のことだ」と言い切りました。
むしろ不動産屋さんが街を紹介しないことを怒っていましたし。
共益費なんかも、形だけで適当におカネだけ取ってる大家もいますが、その大家さんは自分で掃除もしてますし、いろいろやってるから共益費が取れるのだと自信を持っています。
大家さんの考え方は自分と似てるところが多くて、それで話も合ったのですが、今回きかせて頂いた話も、とても納得でした。
自分もコツコツと、人に対して律儀で真面目に頑張ってきたつもりですし。。
とくにITを始めてからは、そう思います。
自分の子供のころは、決して裕福な家庭に育ったわけではなく、大学も奨学金をもらいながら通い、なんと、授業料も免除されてました。
(決して優秀な学生だからではなく、家庭の収入基準が低かったからですが。)
ちなみに、うちの両親は、そんな状況でも決して少なくない仕送りをしてくれてました。
でも、その時は両親には感謝なんてできず、当然のことと思ってたんですよね。。。
恐らく、貧しさが自分の心を卑屈にさせてたような気がします。
なので、社会人になって自分の自由に使えるお金ができると、まず、それだけで幸せでした。
テレビやエアコンなどの電化製品を買うだけでも贅沢を感じました。
ちなみに、その頃くらいから、両親に本当に感謝できるようになったのです。
きっと感謝できる心の余裕が出たのだと思います。
というわけで昔は貧しかったですが、そんなこんなで「貧しいことは誇りでもないし決して自慢にならない」と最近は思えるようになりました。
もちろん貧しさを経験しておくのは悪いことではないと思います。
ただ、清貧などと言いますが、むしろ反対に、貧しさが人の心を卑屈にさせ、それが世間への恨みに代わり、心が濁ってくる人のほうが世の中には圧倒的に多いように思います。
その証拠に、ニュースに出てくるような犯罪者は、ほとんどが「弱者」です。
日本以外の国では特にそうです。
本当に「清貧」ができる人は少ない思います。
もちろん、お金を持っても、それを貯めこんで手放さず益々ケチになったり、もしくは取り巻きが増えて、いい気になり人に対して横柄になるなど、心の濁る人は多いですけどね。
(小室氏、堀江氏はそのお手本でしょうか。)
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余談ですが、自分は意味のない貯金はどうも苦手で、お金は貯まったら必ず何かしらの目的に使ってしまいます。
「お金」という世の中の仕組みは、還元して回さないと、景気が悪くなるようにできてます。
もちろん無駄遣いはしなくても良いですが、必要なところにはキチッと使うのが理想だと思います。
それに、お金は必要な時に入ってくるものだと思って手放せば、必ず戻ってくると思うのです。
戻ってきたらまた手放すのですが、その繰り返しですね。
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ところで、このブログは田舎暮らしを始める人の参考になればと思って書き始めたのですが、これから田舎暮らしを始めようと思ってる人で、こういう人も多いと思います。
「田舎暮らしをするにあたって、お金なんてなくても何とかなる。」
でも、その考えは要注意です。
定年して年金をもらってる人ならわかります。
最低限生きていけるだけの収入があるからです。
でも若いうちは最低限の収入を得るために、まず働かないといけません。
そのあたりを計算に入れないと、仕事の少ない田舎では、意外に苦労しますので注意です。
しかも、田舎暮らしを始めてから、本当の意味で「清貧な人」に会ったことはないです。
ちなみに田舎暮らしを始めた時に、最初に出会った夫婦は超豪邸に住まれてる方でした。
お金がないと言っても、みなさん、飢え死にするような人はいませんでしたし。笑
と、基本的に、皆さん、ある程度の余裕がある人が多いように思います。
投稿者 inu : 2008年12月02日 07:48