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2008年12月22日
65 飽食の時代と田舎暮らし
「田舎暮らし」というライフスタイルを選択する人が存在するというのを知ったのは、確か大学時代でした。
最近では「田舎暮らし関連の本」は月刊誌なども含め、たくさん出版されていますが、当時はそんな本はなかったように思います。
ただ、その頃から徐々にブームは始まっていたように思います。
基本的に、田舎暮らしを始める人は「裕福な人」がほとんどだと思います。
定年後、退職金などの蓄えを元手に田舎暮らしを始めるパターンも多いと思います。
自分のように比較的若い人は、憧れや、または、ある種のポリシーを持って田舎に来る人も多いと思いますが、とはいえ、ある程度の金銭的余裕がなければ、できないことです。
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昨日、得意先の方と箱根に「忘年登山」に行ってきて、とても楽しい時間を過ごしたのですが、その時に、ふと、そういう話になりました。
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そもそも、日本という国自体が裕福になって、個人の選択の幅が広がりました。
敢えて贅沢で便利な暮しを「選ばない」ということができるのも、その人が「裕福」だからです。
恐らく、発展途上国で「田舎暮らし」などと言ってピンとくる人は皆無だと思います。
それと同時に、世の中には生活レベルの「底」を見てない人が増えてきました。
親の世代が頑張った、昭和40年代生まれの人くらいから、そういう人が増えてきたはずです。
別に「底」など見なくても良いですが、「不況だ、節約だ」などと騒ぎ立てているような人は、きっと本当の「底」を見たことがないのだろう、と思います。
自分の場合は、大学時代は極貧でしたが、実は、卒業後、夢に向かって頑張っていた時のフリーター時代が、それにも増して貧しかったです。
当然、外食は一切せず、すべて自炊で、しかもコメはタイ米。。。
3日何も食べないと死ぬと思ってる人もいますが、死にません。笑
カネも地位も名誉も何にもない、むしろマイナス、それが最も深い自分の「底」でした。
なので、不況だと世間では騒いでますが、自分は「ゼロ地点」を経験し、それより下がることはないと思ってるので、たいして怖くもない、というのが本音です。
現に今でも、というか、独立してから3年間、収入は同年代のサラリーマンと同じくらいだと思いますが、何の不満もなく、むしろ贅沢な生活してるよなあと思うくらいです。
経営者の中には、「現状に満足するな」という人が多いですが現状に満足できない人は一生、欠乏感と欲求不満を持ち続け、競争と弱肉強食を世の中に蔓延させ、否定と不満を自分の家族にまき散らすのです。
でも確かに今は一人ですから、そういう意味で余裕はあるのですが、実は過去に家庭を持ち、子供もいた時がありました。
若かったので貯金もゼロで給料も少なく苦しい生活でしたが、その時ですら、夫婦が健康で、二人で働けば、二人の生活だけでなく、子供の一人や二人養うことなど、たやすいものだと思ったくらいです。
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そもそも、多くの人は、「お金がない」と言っても生きていけないわけではないですからね。
今までのように「贅沢ができない」、というだけなのです。
派遣切りの問題は深刻ですが、自分から言わせれば、「甘えるな」と言いたくなります。
自分もフリーター時代の後は派遣社員を経験したことがあるからです。
そこでは、不況じゃなくてもクビを切られていく人をたくさん見てきました。
それに、例えクビを切られても、選ばなければ職など腐るほどあります。
自分もフリーター時代はハローワークに通ったことがありますが、選んでいるうちは、切羽詰まってないと言えます。
どんなことでもそうですが、なにを基準に持つかで物事は変わります。
そして最も必要なことは他人への感謝だと思っています。
投稿者 inu : 2008年12月22日 07:41